理事・教師紹介

NPO法人 南沢シュタイナー子ども園 代表理事 吉良創

NPO法人 南沢シュタイナー子ども園
代表理事

吉良 創 きら・はじめ

社会は変化していくものですが、コロナウイルスによる大きな変化だけでなく、最近の世界の、そして特に日本の社会情勢の変化はとても大きいように感じます。表面的な刺激や魅力のある情報に振り回され、人間にとって子どもにとって大切なこと、本質的なことが、どんどん失われつつあります。
 
このような社会の中だからなおのこと、子どもたちが、ありのままの自分が受け入れられ、たくさんのよい感覚体験、芸術体験をもつことができ、そして自分の体を、遊びを、人間としての能力を自ら育んでいくことができる場が必要です。
 
1995年に開園した南沢シュタイナー子ども園は、現代の社会の中で、子どもにとって、人間にとって大切なことを、当たり前に考え、願い、行っていく場でありたいと思い活動してきました。そして2020年には開園25周年を迎えることができました。
 
これからも、子どもたち、大人たちが南沢へ集い、子どもたちの健やかな成長のため、社会の未来のために、出会い、共に歩んでいけたらいいと思っています。

NPO法人 南沢シュタイナー子ども園 教師・理事 鴨狩香代子

NPO法人 南沢シュタイナー子ども園
教師・理事

鴨狩香代子 かもがり・かよこ

南沢シュタイナー子ども園の保育室は“いきもの”です。とても有機的なあり方をしています。
縦割りクラスで、3歳から6歳までの子どもたちが共に過ごしますが、大きくなった子どもたちが小学校に巣立っていくと、また小さな子どもたちがおうちの方のもとから子ども園にやってきて、新しいクラスが生まれます。
新しいクラス、毎年まったく違うクラスになっていきます。それは、子ども園に集う子どもたちの個性が毎年ちがい、子どものありのままの姿を受け入れるクラスづくりをしているからです。
とはいっても、子ども園で行う毎日のリズムを基本に、1週間の流れがあり、季節の行事、祝祭があります。毎年変わりません。
毎年同じことをするのですが、毎年ちがうことをしているのです。

 

シュタイナー教育には2つの観点があります。

  • 人間は生まれた場所や時代によって変わらない普遍性を持っていること(universal)

  • 一人ひとりの人間がまったく違う精神的存在であること(individual)
     

子どもの成長発達には一定の順序がありますが、成長発達のペースはそれぞれ違います。
子どもたちは性格や気質のちがいはもちろんのこと、天から地上にやってきた時にもってきた課題もそれぞれちがいます。
“今、子ども園にいる子どもたちに一番よいクラスの在り方”を私は教師としていつも考えたいと思っています。